フルーツパンチのレシピ・作り方

フルーツパンチについて

 

 

フルーツパンチは、日本ではフルーツポンチと呼ばれることの方が多いように感じますが、英語表記では「fruit punch」となるので、フルーツパンチが正しいようです。このフルーツパンチとよく似ているデザートに、フルーツコンポートというものがあり、両者は混同されている場合もあるようです。

 

 

しかし、本来のコンポートは果実をシロップやワインなどで煮込んだ菓子であるため、果物を生のまま使用するフルーツパンチとは、基本的には異なるものです。英語の「パンチ」はヒンドゥー語で「5」もしくは「5つの」を意味する「パーンチ」に由来しています。

 

 

パンチの原型となったインドの飲み物が、アラック、砂糖、レモン汁、水、紅茶または香辛料の5つの材料からできていたためです。このパンチが西欧の国々に広まったのは、イギリス東インド会社の船員がパンチの製法を本国に持ち帰ったことからだと云われています。

 

 

パンチとは、元々は、水、砂糖、酒、ライム果汁、香辛料の5種類の材料で作られた飲物のことであり、カクテルの一種であるといえます。そして、それにフルーツを加えたのがフルーツパンチの由来とされています。

 

 

しかし、現在の日本においては、ほとんどの場合アルコールは入らず、その代わりに炭酸水などが使用されています。一般的には、パンチボウルと呼ばれる器に入れて提供され、長い柄のついた専用のお玉杓子でパンチグラスに注いで飲むことが多いようです。